所有しているRAPのレバーが重くてよかったんですが、それはグリスに汚れがついて抵抗がふえていというだけで、ある時にメンテナンスでベアリング部分に精密機器用のオイルスプレーをふったところ、サラサラになってレバーがとても軽くなってしまいました。
硬めのグリースを塗れば・・・と思ったのですが、そんなもの納得いくまで1個1個買ってためしていたのでは家計が火の車。数日は放置していたのですが、レバーのバネを伸ばしてはどうだろうか?と思い試してみました。バネを伸ばして抵抗力を出すという原理です。
アナログですが、即効性がありました。
ただ、すぐに戻りました。ダメです。このバネよく出来ています。
じゃーバネ買おうと思って通販サイト見ましたが、これも触ってみるまでわからないのでパス。
今度ゆっくりバネ屋さんいって検証してきます。
という事で、一番身近にあるものを使って試行錯誤を繰り返した結果、コレだ!と納得出来た方法がわかったので報告しておきます。
三和 JLF-TP-8YT-SK |
裏はこんな感じ |
リングはマイナスドライバーでとる |
分解するとこうなります |
バネの高さは15mm。 |
装着時は10mmに縮みます。 |
押すとさらに4mm分縮みます。 中では6mmになってます。 |
しかしバネは押すと4mmまで縮むので レバー装着時は圧縮されても2mmの 余裕があることになります |
そのあまった2mmにゴムリングを かます事で、負荷をかける作戦です。 |
0.5mm厚のゴムを直径12mmでカット。 穴は10mm。これをバネ受けにセット |
4個装着すると2mmになります。 (コレは3個でした) |
押し込んでみると、この通り、スッポリ隠れます。 |
上のパーツと下のパーツにゴムが挟まらないようにするのがポイント。
挟まると黒パーツの上下幅が狭まり、結果レバーの稼動域が狭くなるため操作に影響が出ます。
ゴムでなくてもワッシャーでもいいと思います。
ホームセンター等で直径12~14mm、穴10mm、厚さ1~2mmのものをさがしてみてください。
(すみません。さっき見に行ったところそんな都合のよい物はありませんでした;)
これで、普段10mmのバネが8mmになっているという事で単純計算で2割の抵抗が増したことになります。
レバーを傾けるほどにバネが縮むのでゴムが占める2mmの割合が全体に対して高くなるため、実感としてはかなり重くなったように感じるのではないでしょうか。
ゴムを使用する場合、当然ですが1~2mm厚のゴムを使うと手間が少なくなります。
ここでは紹介できてませんが、実際2mmで作りました。
0.5mmのゴムを使うと4段階で調整できますしあまったゴムを色々と使いませます。お好みの物をお選びください。
0 件のコメント:
コメントを投稿